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MEMORIAL記念館を体験

ようこそ、澤田美喜記念館へ

館内案内

1F 展示室

2F 礼拝堂

1階 エントランス

ようこそ、澤田美喜記念館にお越しいただきありがとうございます。
エントランスの正面扉の上には、千葉県のお寺からご寄贈されました、イエス様生誕の木彫りの像です。
右にマリア様、左にヨゼフ様、中央にイエス様です。

1階 展示室

展示室には、隠れキリシタンの遺物874点の約三分の一が展示されています。今後は更に、澤田美喜女史の一生やエリザベス・サンダース・ホーム設立の歴史も公開していきます。

2階 礼拝堂

2階には、「澤田美喜記念礼拝堂」があり、エリザベス・サンダース・ホームの子どもたちが主日(日曜日)の礼拝や、復活日(イースター)、降誕日(クリスマス)の礼拝でお祈りを献げています。

大空の饗宴昭和16年(1941年)に、澤田美喜女史が300部限定で亡き妹・澄子の霊にこの書を捧げました。
美喜女史が九州の聖地巡礼の間に収集したものを、日本切支丹遺物をもとに史的解説を加え、禁制と迫害の下で同じ信仰をもつ者に、深い同情を寄せて書いた見事な書物です。
「ご聖体の連祷と黙想の図」~「十五玄義図」聖画はマリアとイエスの生涯を表したもので、「受胎告知」や「受難」、「聖母の戴冠」など15の場面があり、ラテン語の祈りの言葉も仮名で書かれています。
「ご出生以来千五百九十二年はうろ」という洗礼名の信者が西暦1592年に作ったとみられています。
高山右近・マドンナ像高山右近がルソン島に流刑される際、船上で流木を拾って彫ったと伝えられています。
合掌の裏に幼子イエスが隠されており、首には十字架のついた鎖をかけています。
踏絵江戸幕府が当時禁止していたキリスト教の信者を発見するために使用した絵のことです。
禁教令が出された後、寛永3年(1626年)に長崎奉行によって始められたとされています。
魔鏡魔鏡は160~170年前の江戸末期のものと思われます。
現在日本に2枚現存しており、1枚は澤田美喜記念館、もう一枚は福岡の西南学院大学博物館に所蔵されています。
三層で出来ていて、鏡の面はやすりやせんという道具を使って鏡の面1mmまで薄くしてその面に光を当てると反射した光が壁にくっきりとイエスキリスト像を映し出します。
木彫りのマリア母子像禁教前の西暦1600年以前のものと思われます。
スペインの宣教師が持ってきたもので、マリアの髪型は洋風です。
マリアは右手に、キリストは左手にイチジクを持っています。
最初は足があり非常に大きいものでしたが、キリシタン弾圧が始まったので、下半身を切断して上体を米俵で隠しました。