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仏像・マリア観音像

マリヤ像

製作地は長崎。底にシーボルト家のマークと「たき」(妻)、「いね」(娘)の名前が刻まれている。イエスを胸に抱き、胸に十字架を下げ、かんざしをさしている。着色なし。

シーボルトが日本から追放された日に、庭の柿の木を切り2体のマリヤ像を刻む。うち1体を、寝起きを共にする「たき」におき、1体を自ら持ち帰るが、20年後再び来日した時に寺に寄贈したと言われている。

マリヤ観音像

頭部に合掌している小さな仏像がある。

家康像

三種類の木をはぎ合わせて作られている。烏帽子と、手に抱え持っている板状の物に十字があるが、禁教時代には釜炭等を塗りつけて隠したと伝えられている。

足を合わせている。首を抜くと首の底面に十字が浮彫りにされているのが見られる。

中央に仏像のある盾

正方形を二つづらして重ねたような星型で、中央に青銅の合掌する仏像がある。

仏像は盾中央に組み込まれた錦織円筒形(中は綿)の物に取り付けられている。

盾は皮で覆われ、前面は一面に真鍮に金箔塗りのされた飾りがつけられている。

飾りの中に四つの大きな剣十字がある。細工は精巧で非常に豪華なものである。

神父の像

神父の像。外国から持ち込まれたもので、異国の香りが高い。

官憲の手によって破棄されてしまった多くのものの中でキリシタン大名とその一族の手によって秘められた僅かなものの一つ。塗りの跡がある。

マリヤ観音像

懐に子を抱き、目に玉が入れてある。光背を持つ。

手に果実(ざくろ?)を持ち、岩の上に立つ。表情に憂いがある。

光背の金粉は剥げている。鬼子母神。

マリヤ観音像

厨子に納まるマリヤ観音像。鬼子母神であるが手に十字架を持ち、子を抱いている。

木製で漆に金粉塗りの光背をつけている。

厨子の両扉裏にそれぞれ一つづつのざくろの絵が書かれている。

金色のマリヤ観音像

擦り減っている。細川ガラシャ夫人の身辺から出た物である。

鋳物の子を抱く小さな坐像。金粉塗り。

錦織の布に包まれていた。

マリヤ観音像

厨子に納まる観音像。鬼子母神。赤子を懐に抱き、手にざくろを持つ。光背がある。

厨子の外側と台座・光背は黒漆ぬり、内側は漆に金粉塗。

本体は漆(赤青黒)に金粉で模様がある。